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  • ステレオサウンドオリジナル Stereo Sound ORIGINALS

シナトラ・ライヴ・アット・ザ・サンズ (シングルレイヤーSACD+CD)

フランク・シナトラ・ウィズ・カウント・ベイシー・オーケストラ
通常価格 ¥ 5,500 のところ
ザ・バーゲン特価 ¥ 3,300 税込
[ 30 ポイント進呈 ]

フランク・シナトラ
Frank Sinatra

■発売日:2019年12月21日
■品番:SSVS-011~012
■仕様:シングルレイヤーSACD+CD・2枚組(※)
■JAN:4571177051905
※本商品は同一内容の音源を、シングルレイヤーSACDとCDに収めたものです。それぞれ対応プレーヤーで再生ください。

■Stereo Sound ONLINE記事
名盤ソフト 聴きどころ紹介12


 フランク・シナトラ(1915-1998)初のライヴ・アルバム『シナトラ・アット・ザ・サンズ』が待望の世界初SACD化です。ディスク形態は、音質を徹底追求したシングルレイヤーSACD、加えてSACDプレーヤーをお持ちでない方のために同内容のCDをセットにした2枚組です。

 『シナトラ・アット・ザ・サンズ』は、フランク・シナトラがカウント・ベイシー・オーケストラ(指揮はあのクインシー・ジョーンズ!)を引き連れて、ラスヴェガスのサンズ・ホテルで行なったライヴを収録したアルバムで、録音日は1966年1月26~29日、2月1日。この間に開催された計10回のショウから選りすぐりの21曲を2枚組LPに収めて、1966年8月に発売されました。発売後、44週ビルボードにチャートインしてゴールド・ディスクに認定、それから半世紀以上が経過したいまも、世界中のオーディオファイルの大定番であり続けているのは皆さんもよくご存じの通りでしょう。

 さて、今回のステレオサウンド版『シナトラ・アット・ザ・サンズ』のマスターとなったのは、米国保管のLP用カッティングマスター。レコードの各面(2枚組なのでA~D面)用に分けて残されていた計4本のアナログマスターテープを米国でデジタル(PCM・192kHz/24bit)化し、DSDマスターは日本のソニー・ミュージックスタジオで制作しています。この最終の音づくりを手掛けたのは、弊社松田聖子SACD等ですっかりお馴染みとなった、世界を代表するエンジニアの鈴木浩二氏。おそらく世界でもっとも多くのSACDマスタリングを手掛けているであろう経験豊富な鈴木エンジニアが、いつものようにマスター音源を尊重した丁寧なマスタリングを実施し、あのライヴ盤の興奮を、そのまま1枚のSACDに封じ込めています。同梱されるCDのための音声には、SACD用のDSDデータをもとにして、CDの器に最適化したマスタリングを施していますので、SACDプレーヤーをお持ちでない方も弊社が追い求めるベストサウンドをご享受いただけることでしょう。レーベル面はともに信号読み取り用レーザーの乱反射を抑える効果があるとされるグリーンレーベルコート(音匠仕様)です。

 そして、今回、売りは音だけではありません。分厚いプラケースが物語るようにブックレットの充実ぶりも見過ごせません。まず、トップを飾るのは、世界一音のいいジャズ喫茶と称される、一関のジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二氏。このSACDのために書き下ろされたライナーノート原稿のタイトルはずばり『ゴージャスなサウンド』です。書き出しを少しだけご紹介すると、

 このアルバムから鳴り響くサウンドは豪華絢爛だ。本当の「アメリカ・ファースト」とはこんなところにあると言っていいぐらいのものだ。さすがにこれはちとかなわんと言っていいだろう。  ぼくはこのアルバムを50年以上も聴き続けているので……(続く)。

 続きはぜひ実物を手にとってご覧いただきたいのですが、菅原正二さんにこれだけ書かせるのですから、演奏、録音ともに内容はもうお墨付きと言っていいでしょう。全36ページのブックレットには、この他に、現在廃盤で入手不可能となっている紙ジャケット限定復刻盤CDからの再掲載として、スタン・コーニンによるオリジナル・ライナーノートの翻訳、さらには生前のシナトラが唯一認めた日本のファンクラブ「Sinatra Society of Japan」代表の三具保夫氏によるもの凄くマニアックな解説「シナトラの1965年」、さらには全21曲分(途中のトークタイムまで含む)の歌詞・対訳が掲載されていますので、これだけでも大きな価値があると断言してしまいましょう。

 マスターの権利者である、米国フランク・シナトラ財団、日・米のユニバーサルミュージック、そして、日本のソニー・ミュージックスタジオ、その他、世界中の多くの関係者のご理解・ご協力の上で実現した、『永遠のオーディオ名盤の世界初SACD化!』。ぜひお手にとって、あなたのシステムで「ゴージャスなサウンド」を眼前に蘇らせてください。


収録曲
1.Come Fly With Me ( Sammy Cahn / Jimmy van Heusen ) [3:46]
カム・フライ・ウィズ・ミー

2.I've Got A Crush On You ( George Gershwin / Ira Gershwin ) [2:43]
アイヴ・ガット・ア・クラッシュ・オン・ユー

3.I've Got You Under My Skin ( Cole Porter ) [3:44]
アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン

4.The Shadow Of Your Smile ( Johnny Mandel / Paul Webster ) [2:31]
いそしぎ

5.Street Of Dreams ( Sam M. Lewis / Victor Young ) [2:17]
ストリート・オブ・ドリームス

6.One For My Baby (And One More For The Road) ( Harold Arlen / Johnny Mercer ) [4:45]
ワン・フォー・マイ・ベイビー

7.Fly Me To The Moon (In Other Words) ( Bart Howard ) [2:49]
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

8.One O'Clock Jump (Basie Instrumental) ( Count Basie ) [0:54]
ワン・オクロック・ジャンプ

9.“The Tea Break” (Monologue) [11:52]
(モノローグ)

10.You Make Me Feel So Young ( Mack Gordon / Josef Myrow ) [3:19]
ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング

11.All Of Me (Basie Instrumental) ( Seymour Simons / Gerald Marks ) [3:17]
オール・オブ・ミー

12.The September Of My Years ( Jimmy van Heusen / Sammy Cahn ) [2:58]
わが人生の九月

13.Get Me To The Church On Time ( Alan Lerner / Frederick Loewe ) [2:23]
時間通りに教会へ

14.It Was A Very Good Year ( Ervin Drake ) [4:01]
楽しかったあの頃

15.Don't Worry ‘Bout Me ( Ted Koehler / Rube Bloom ) [3:20]
ドント・ウォーリー・バウト・ミー

16.Makin' Whoopee ! (Basie Instrumental) ( Gus Kahn / Walter Donaldson ) [4:37]
メイキン・ウーピー

17.Where Or When ( Richard Rodgers / Lorenz Hart ) [2:57]
いつかどこかで

18.Angel Eyes ( Earl Brent / Matt Dennis ) [3:27]
エンジェル・アイズ

19.My Kind Of Town ( Sammy Cahn / Jimmy van Heusen ) [3:06]
わが町シカゴ

20.“A Few Last Words” (Monologue) [2:32]
(エンド・モノローグ)

21.My Kind Of Town (Reprise) ( Sammy Cahn / Jimmy van Heusen ) [1:00]
わが町シカゴ(フィナーレ)


クインシー・ジョーンズ(アレンジ、指揮)
録音:1966年1月26~29日, 2月1日 ラスヴェガス、サンズ・ホテル(ライヴ)

マスタリングエンジニア:ソニー・ミュージックスタジオ 鈴木浩二
ライナーノート:ジャズ喫茶「ベイシー」店主・菅原正二、他


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