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1985年オリジナルのアナログ・マスターテープから名匠　武沢 茂が入魂のマスタリング。
テレサ「愛人」アルバム世界初のシングルレイヤーSACD誕生！

　テレサ・テンの名アルバム「愛人」が世界初のシングルレイヤーSACDとしてお届けできることとなりました。

　オリジナル・アルバムの「愛人」は、1985年3月1日、トーラス・レコードからアナログレコードとして発売され大ヒットした名作品です。

　本商品は、オリジナル・アルバムでのマスターテープそのものを使用し、日本コロムビアの名匠、武沢茂が入魂のマスタリングを行ない、シングルレイヤーSACD盤と通常のCD盤に対して、それぞれ最適といえるマスタリングを施して製作したものです。

　オリジナルのマスターテープは、米国AMPEXの456 Studio Master Tape。Dolby Aノイズリダクションによるエンコードが施された1/4インチ幅(6mm)の38cm/秒、いわゆるツートラ・サンパチ。

　エンジニアの武沢茂は、モディファイされたスチューダーA80再生専用機で、このマスターテープをプレイバック。A80のアナログ出力は、Dolby 363ユニットに導かれ、その出力はソンテック製マスタリング用パラメトリック・イコライザーでSACD化のための微調整が施され、日本コロムビア製カスタムメイドのアナログコンソールへと導かれます。

　シングルレイヤーSACDのマスタリング工程では、そのアナログ音声がマージング・テクノロジーズ社のDAW「Pyramix」に送り込まれ、同社「Hapi」でダイレクトにDSD2.8MHzにA/Dコンバートしています。

　一方のCDマスタリング工程では、アナログコンソールからの音声信号は、dCS製A/Dコンバーターによって96kHz/24ビットに一旦PCM変換され、CDという器に相応しいマスタリングが武沢茂の感性によって施されました。

　ご愛聴のオーディオシステムでテレサ・テン「愛人」アルバム初となるシングルレイヤーSACDとCDそれぞれの世界観をご堪能いただければ幸いです。