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管球王国 Vol.106 2022年 AUTUMN
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管球王国 Vol.106 2022年 AUTUMN
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■発売日:2022年10月27日
■仕様:B5判
■雑誌コード:67970-20
■ISBN:9784880734866
2022年秋号となる106号の巻頭企画は「浸透力ある音=最新直熱管アンプ16機種試聴」です。直熱3極管は真空管の原点の魅力につながる鮮度の高い音を持ちます。幅広い出力管/回路構成の最新アンプで、その真価を引き出す音を探ります。実験工房は「充実の入門機=アナログプレーヤー12機種を聴く」です。アナログ入門にも相応しいプレーヤーを集めて、SPレコードの78回転への対応など各機の特徴を引き出しながら実力を聴き比べ、使いこなしも掘り下げます。
ヴィンテージ企画は「アルテックA7搭載ユニットの聴き比べ」です。“The Voice of the Theatre”アルテックA7は生産年代により構成ユニットが異なります。ウーファーのアルテック803A、416Aをはじめドライバー、ホーン、ネットワークなど歴代ユニットを組み合わせて音を検証します。
自作派大集合「ステレオLPの愉しみ=タカツキTA2A3搭載の自作アンプ」は、古典回路であるロフチン・ホワイト型の自作アンプで出力管に最新の国産直熱管タカツキTA2A3を使い、クラシック、ジャズ、ポピュラーにわたるステレオLPの音の魅力を探ります。自作による真空管フォノイコライザーと小出力2A3パワーアンプで鮮やかなアナログサウンドを追求します。熟達した設計者のアンプ製作記「マイ・ハンディクラフト」は、特別編のサーロトロン回路採用300Bモノブロック機をはじめ、2A3、6BQ5のプッシュプル・パワーアンプ3機種が登場します。106号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が満載です。
CONTENTS
■
浸透力ある音=最新直熱管アンプ16機種試聴
テスター=高津 修/吉田伊織
生の音を彷彿とさせるような、高密度で反応が速い音が直熱3極管の魅力です。シングル/パラレルシングル/プッシュプル動作の16モデルを試聴し、最新直熱管アンプが持つ鮮度の高い音をリポートします。16モデルの出力管は300B、2A3、211、845、45、50です。ヴィンテージの小型出力管から現行の大型送信管まで真空管の個性も浮き彫りにします。
[試聴アンプ]
◎インテグレーテッドアンプ=音の工房SK300J、サンバレーJB320LM II(KR 2A3セット)、ヤーランド・ジャパンTJ845/211 S4、トライオードTRZ300W
◎パワーアンプ=三栄電波Allargando E-A3SS II、山本音響工芸A08S、カトレアSU300G、サン・オーディオSV-TE/50SX、オーディオ・マエストロFascination106、ウエスギU・BROS300AH、オーロラサウンドPADA300B、タカツキTA-S01、フェーズメーションMA1500、エアータイトATM2211J、オクターブJubilee300B、オーディオ・ノートKagura2
掲載写真の訂正とお詫び
管球王国106号(10月27日発売)に掲載された記事「浸透力ある音=最新直熱管アンプ16機種試聴」の49ページで、タカツキTA-S01のアンプ内部写真とリアパネル写真に誤りがありました。以下の正しい写真に訂正してお詫び申し上げます。
高槻電器工業 タカツキTA-S01
リアパネル
内部
メーカー関係各位ならびに読者の皆さまにお詫びして訂正いたします。
■
実験工房「充実の入門機=アナログプレーヤー12機種を聴く」
テスター=新 忠篤/古屋 明
機種解説:児玉眞一郎
アナログLPの人気を受けて、いま、各メーカーのノウハウが注がれて性能が充実したプレーヤー入門機が数多く登場しています。価格10万円程度までの内外のモデルを集め、リファレンス・カートリッジも用意してポテンシャルを聴き比べます。78回転対応モデルはSPレコード用カートリッジでも試聴します。
[試聴アナログプレーヤー]
オーディオテクニカAT-LP120XBT-USB、レガPlanar1 MK2、オーディオテクニカAT-LPW50BT RW、ティアックTN400BT-SE、デノンDP400、ティアックTN4D-SE、レガPlanar2 MK2、オーディオテクニカAT-LP7、テクニクスSL1200MK7、テクニクスSL1500C、エラックMIRACORD 50、プロジェクトX1
■
「アルテックA7搭載ユニットの聴き比べ」
テスター=土井雄三/新 忠篤/杉井真人
1954年から1970年代後半にアルテックA7システムに使用されたスピーカーユニットを集め、年代による組合せでA7の音がいかに変わるかを徹底試聴します。パワーアンプもアルテック純正で、出力管6L6の1520Tを組み合わせます。A7の家庭用システムであるマグニフィセント(A7-500W-I)も試聴し、業務用システムとの音の違いも検証します。
[試聴ユニット/システム]
○ウーファー=アルテック803A、416A
○ドライバー=802B、802C(グリーン仕様)、802C(グレー仕様)、802D、806A、808-8A
○ホーン=H811、811B
○ネットワーク=N800D(12Ω)、N800G(8~16Ω)
○エンクロージュア=H825
○システム=Magnificent(A7-500W-I、マグニフィセント)
[試聴アンプ]
○プリアンプ=アルテック1567A
○パワーアンプ=アルテック1520T
■
マイ・ハンディクラフト
真空管アンプの音と設計に精通する『管球王国』筆者による新作・管球式アンプ3モデルを発表します。回路の詳細と製作過程を解説し、完成アンプの試聴室でのインプレッションを交えて紹介します。
藤原伸夫(上杉研究所)◎300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプU・BROS330AH Limited Editionの製作
上杉研究所50周年記念モデルとなる300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプの特別仕様です。出力段はサークロトロン回路を採用。300Bフィラメントは交流点火で、上杉研究所の知見が投入された設計です。強力な電圧増幅段設計と出力管AB2級動作で出力30W。特別仕様はシャーシがパールホワイト塗装、トランスケースが黒のレザー調塗装です。ウエスギ・アンプ原点のカラーリングの、贅沢なテクスチュアの塗装で仕上げられています。
是枝重治◎2A3プッシュプル・パワーアンプFascination106の製作
米国Ken-Rad/GE製ヴィンテージ2A3を採用、電源/出力トランスは往年のタムラ製作所製です。前段は米国製ヴィンテージ高信頼管を採用し、出力は12.5W+12.5W。緻密でコクのある音を力感を持って聴かせて2A3の魅力が濃厚に味わえるアンプです。
久芳寛和◎6BQ5プッシュプル・パワーアンプVPA 02の製作
上質なパーツを投じ、手に入れやすい5極管6BQ5の新たな魅力を発揮する設計コンセプトです。チョークコイル/ドライバー/出力トランスはファインメット・コア採用。往年の東芝製FETのプッシュプルで入力バッファーを構成し、2基のドライバートランスで出力段を励振して出力8W+8W。鮮やかで響きも豊かな6BQ5サウンドを作ります。
■
自作派大集合「ステレオLPの愉しみ=タカツキTA2A3搭載の自作アンプ」
新 忠篤/桑原威夫/園田恭弘
103号、105号の自作アンプによるSP盤とモノーラルLP試聴に続き、今号はステレオ録音の最初期から今日までのLPレコードの魅力を自作アンプで探ります。高品質なトランス類を投じて製作された、シンプルな直結型古典回路であるロフチン・ホワイト型のパワーアンプが登場。出力管に国産の直熱3極管タカツキTA2A3を使い、最新の真空管の実力とステレオLPの深い魅力を探求します。
■
連載「クラングファルベに寄せて」小林正信
第5回「手軽にドイツ伝統の音を入手する(スピーカー編)」
近年、第2次世界大戦中から終戦直後にかけて独AEG社マグネトフォンで録音された初期テープ音源のLPやCDでの復刻が相次いでいます。手軽な価格で入手できてドイツ伝統の音を持ち、そうした音源を濃密な音で聴ける再生システムを考察します。スピーカー編の今号は、テレフンケン「ハイファイ・クラングボックス」シリーズやグルンディヒの1960~70年代の小型スピーカー、テスラ製13インチ・フルレンジユニット+平面バッフルなどを紹介します。
■
2022秋の注目新製品試聴
テスター=傅 信幸/三浦孝仁/吉田伊織
この秋に登場する話題のニューモデルを試聴してポイントと音質を探ります。ビーム管の大型パワーアンプや音質調整機能も重視の管球式プリアンプ、最新設計トーンアーム搭載のアナログプレーヤーなど、注目機が登場します。
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■仕様:B5判
■雑誌コード:67970-20
■ISBN:9784880734866
2022年秋号となる106号の巻頭企画は「浸透力ある音=最新直熱管アンプ16機種試聴」です。直熱3極管は真空管の原点の魅力につながる鮮度の高い音を持ちます。幅広い出力管/回路構成の最新アンプで、その真価を引き出す音を探ります。実験工房は「充実の入門機=アナログプレーヤー12機種を聴く」です。アナログ入門にも相応しいプレーヤーを集めて、SPレコードの78回転への対応など各機の特徴を引き出しながら実力を聴き比べ、使いこなしも掘り下げます。
ヴィンテージ企画は「アルテックA7搭載ユニットの聴き比べ」です。“The Voice of the Theatre”アルテックA7は生産年代により構成ユニットが異なります。ウーファーのアルテック803A、416Aをはじめドライバー、ホーン、ネットワークなど歴代ユニットを組み合わせて音を検証します。
自作派大集合「ステレオLPの愉しみ=タカツキTA2A3搭載の自作アンプ」は、古典回路であるロフチン・ホワイト型の自作アンプで出力管に最新の国産直熱管タカツキTA2A3を使い、クラシック、ジャズ、ポピュラーにわたるステレオLPの音の魅力を探ります。自作による真空管フォノイコライザーと小出力2A3パワーアンプで鮮やかなアナログサウンドを追求します。熟達した設計者のアンプ製作記「マイ・ハンディクラフト」は、特別編のサーロトロン回路採用300Bモノブロック機をはじめ、2A3、6BQ5のプッシュプル・パワーアンプ3機種が登場します。106号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が満載です。
テスター=高津 修/吉田伊織
生の音を彷彿とさせるような、高密度で反応が速い音が直熱3極管の魅力です。シングル/パラレルシングル/プッシュプル動作の16モデルを試聴し、最新直熱管アンプが持つ鮮度の高い音をリポートします。16モデルの出力管は300B、2A3、211、845、45、50です。ヴィンテージの小型出力管から現行の大型送信管まで真空管の個性も浮き彫りにします。
[試聴アンプ]
◎インテグレーテッドアンプ=音の工房SK300J、サンバレーJB320LM II(KR 2A3セット)、ヤーランド・ジャパンTJ845/211 S4、トライオードTRZ300W
◎パワーアンプ=三栄電波Allargando E-A3SS II、山本音響工芸A08S、カトレアSU300G、サン・オーディオSV-TE/50SX、オーディオ・マエストロFascination106、ウエスギU・BROS300AH、オーロラサウンドPADA300B、タカツキTA-S01、フェーズメーションMA1500、エアータイトATM2211J、オクターブJubilee300B、オーディオ・ノートKagura2
掲載写真の訂正とお詫び
管球王国106号(10月27日発売)に掲載された記事「浸透力ある音=最新直熱管アンプ16機種試聴」の49ページで、タカツキTA-S01のアンプ内部写真とリアパネル写真に誤りがありました。以下の正しい写真に訂正してお詫び申し上げます。
高槻電器工業 タカツキTA-S01
リアパネル
内部
メーカー関係各位ならびに読者の皆さまにお詫びして訂正いたします。
■実験工房「充実の入門機=アナログプレーヤー12機種を聴く」
テスター=新 忠篤/古屋 明
機種解説:児玉眞一郎
アナログLPの人気を受けて、いま、各メーカーのノウハウが注がれて性能が充実したプレーヤー入門機が数多く登場しています。価格10万円程度までの内外のモデルを集め、リファレンス・カートリッジも用意してポテンシャルを聴き比べます。78回転対応モデルはSPレコード用カートリッジでも試聴します。
[試聴アナログプレーヤー]
オーディオテクニカAT-LP120XBT-USB、レガPlanar1 MK2、オーディオテクニカAT-LPW50BT RW、ティアックTN400BT-SE、デノンDP400、ティアックTN4D-SE、レガPlanar2 MK2、オーディオテクニカAT-LP7、テクニクスSL1200MK7、テクニクスSL1500C、エラックMIRACORD 50、プロジェクトX1
■「アルテックA7搭載ユニットの聴き比べ」
テスター=土井雄三/新 忠篤/杉井真人
1954年から1970年代後半にアルテックA7システムに使用されたスピーカーユニットを集め、年代による組合せでA7の音がいかに変わるかを徹底試聴します。パワーアンプもアルテック純正で、出力管6L6の1520Tを組み合わせます。A7の家庭用システムであるマグニフィセント(A7-500W-I)も試聴し、業務用システムとの音の違いも検証します。
[試聴ユニット/システム]
○ウーファー=アルテック803A、416A
○ドライバー=802B、802C(グリーン仕様)、802C(グレー仕様)、802D、806A、808-8A
○ホーン=H811、811B
○ネットワーク=N800D(12Ω)、N800G(8~16Ω)
○エンクロージュア=H825
○システム=Magnificent(A7-500W-I、マグニフィセント)
[試聴アンプ]
○プリアンプ=アルテック1567A
○パワーアンプ=アルテック1520T
■マイ・ハンディクラフト
真空管アンプの音と設計に精通する『管球王国』筆者による新作・管球式アンプ3モデルを発表します。回路の詳細と製作過程を解説し、完成アンプの試聴室でのインプレッションを交えて紹介します。
藤原伸夫(上杉研究所)◎300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプU・BROS330AH Limited Editionの製作
上杉研究所50周年記念モデルとなる300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプの特別仕様です。出力段はサークロトロン回路を採用。300Bフィラメントは交流点火で、上杉研究所の知見が投入された設計です。強力な電圧増幅段設計と出力管AB2級動作で出力30W。特別仕様はシャーシがパールホワイト塗装、トランスケースが黒のレザー調塗装です。ウエスギ・アンプ原点のカラーリングの、贅沢なテクスチュアの塗装で仕上げられています。
是枝重治◎2A3プッシュプル・パワーアンプFascination106の製作
米国Ken-Rad/GE製ヴィンテージ2A3を採用、電源/出力トランスは往年のタムラ製作所製です。前段は米国製ヴィンテージ高信頼管を採用し、出力は12.5W+12.5W。緻密でコクのある音を力感を持って聴かせて2A3の魅力が濃厚に味わえるアンプです。
久芳寛和◎6BQ5プッシュプル・パワーアンプVPA 02の製作
上質なパーツを投じ、手に入れやすい5極管6BQ5の新たな魅力を発揮する設計コンセプトです。チョークコイル/ドライバー/出力トランスはファインメット・コア採用。往年の東芝製FETのプッシュプルで入力バッファーを構成し、2基のドライバートランスで出力段を励振して出力8W+8W。鮮やかで響きも豊かな6BQ5サウンドを作ります。
■自作派大集合「ステレオLPの愉しみ=タカツキTA2A3搭載の自作アンプ」
新 忠篤/桑原威夫/園田恭弘
103号、105号の自作アンプによるSP盤とモノーラルLP試聴に続き、今号はステレオ録音の最初期から今日までのLPレコードの魅力を自作アンプで探ります。高品質なトランス類を投じて製作された、シンプルな直結型古典回路であるロフチン・ホワイト型のパワーアンプが登場。出力管に国産の直熱3極管タカツキTA2A3を使い、最新の真空管の実力とステレオLPの深い魅力を探求します。
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