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ミロワール (CD/SACDハイブリッド)
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ミロワール (CD/SACDハイブリッド)
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山口佳子
■発売日:2021年3月24日
■品番:MECO-1061
■JAN:4562264260652
■レーベル:アールアンフィニ
■企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト
■発売:ミューズエンターテインメント
甘さと強さを兼ね備えたオペラ界のキャンディ・ヴォイス。藤原歌劇団の実力派ソプラノ、大注目のファースト・アルバム。
藤原歌劇団の実力派ソプラノ歌手、山口佳子待望のデビュー・アルバムです。本人が若い時から永く歌い続けてきたオペラ・アリアや歌曲の名曲全14曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。
ピアニシモからフォルテシモまで、まさに驚異的な歌唱力で魅せる超ワイドレンジの歌声を、DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが隅々まで余すところなく捉えました。ブックレット解説も、全てアーティスト本人の書き下ろしによる入魂の1枚です。
■録音
録音:2020年7月17日&18日 DSD 11.2MHz(DSD 256)レコーディング
■収録曲目
1. マスネ:「タイス」~ 私は美しいと言って
2. マスネ:「マノン」~ さようなら、私たちの小さなテーブル
3. ビゼー:「カルメン」~ 何を恐れることがありましょう
4. プッチーニ:「つばめ」~ ドレッタの夢
5. グノー:「ロメオとジュリエット」~ 私は夢に生きたい
6. ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」~ 騎士はその眼差しに
7. ビゼー:四月の歌
8. ビゼー:古い歌
9. ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
10. ロッシーニ:赤ちゃんの歌
11. プーランク:愛の小径
12. サティ:あなたが欲しい
13. サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
14. 平井康三郎:うぬぼれ鏡
山口佳子 (ソプラノ)
田中 健 (ピアノ)
■CD発売に寄せて 山口佳子
人前で歌を歌うという事
誰かが書いた言葉と
誰かが書いた音
そこに込められているものを
出来るだけ正確に伝えようと
自分の中にある
ありったけの心と頭と
体と声を使って表してみる事
だからそこにあるものは
書いた人の喜びであるし
書いた人の悲しみではあるけれど
自分の喜びであり
自分の悲しみでもあって
それを見つめる事はまるで
鏡の中の自分を見ているようである
出会った作品を、理解し表現するという作業は、結局のところ、その作品に自分がどう呼応するか、何を感じ、何を思うのか、自分が一体どんな人間なのかを知らされる事になります。オペラにせよ歌曲にせよ、多種多様なそのキャラクターを演じるという事は、日常生活では出会わない、知らなかった自分に出会う事でもあるかもしれません。
収録という普段とは違う作業には、そんな自分をより客観的に「鏡」の中に覗くような、そんな感覚がありました。 毎日覗く鏡、そこに映る自分は、いつも同じようで、いつも少しずつ違う。音楽も同じようで、同じ歌をいつもと同じように歌ってみても、それはいつも少しずつ違うもの。だからこその難しさ、そして面白さ。
未熟さも成熟さも全部ひっくるめて、これが今の私の「鏡」。
タイトル「le miroir」にはそんな気持ちも込められています。
山口佳子(ソプラノ) Yoshiko Yamaguchi, Soprano
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了。サントリーホールホール・オペラシリーズや藤原歌劇団公演のアンダースタディ、カヴァーキャストとして研鑽を積み、2005年アルベルト・ゼッダ指揮、藤原歌劇団公演「ラ・チェネレントラ」クロリンダ役でデビュー。その後(財)江副育英会オペラ奨学生、文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア留学。
2005年ペーザロ・ロッシーニ音楽祭のアカデミア・ロッシニアーナに参加し「ランスへの旅」にコルテーゼ夫人役で出演した他、2006年第11回オルヴィエート国際コンクールオペラ部門第1位、副賞として同市立歌劇場公演「ラ・ボエーム」にムゼッタ役で出演、2011年フランスにて「セビリアの理髪師」ロジーナ役、2013年トリエステ歌劇場「カルメン」ミカエラ役など様々な公演に出演し、海外での研鑽を積む。帰国後は「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「椿姫」ヴィオレッタ、「ミニョン」フィリーヌ、「アラベラ」ズデンカ、「愛の妙薬」アディーナ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」デスピーナ等、様々なオペラ公演で主要な役を務め、近年は日生劇場「セビリアの理髪師」ベルタ(2016)、藤原歌劇団・帝国ホテル共催「こうもり」アデーレ(2012)、「メリー・ウィドウ」ヴァランシエンヌ(2015)、「フィガロの結婚」スザンナ(2018)、藤原歌劇団公演「ランスへの旅」コルテーゼ夫人(2019)、「カルメン」フラスキータ(2020)等の役でも好評を得ている。また、仙道作三作曲「樋口一葉 恋の和歌」「与謝野晶子 みだれ髪」「小林一茶 七番日記」など邦人作品の創唱や出演も多く、日本語の美しい語感を大切にした歌唱は定評を得ている。その他、様々なコンサートや「メサイヤ」「第九」等のソリストとしても各地で活躍。藤原歌劇団団員、日本オペラ協会会員。中澤桂、木村宏子、大島洋子、マルゲリータ・グリエルミ、ウィリアム・マッテウッツィ、五十嵐麻利江の各氏に師事。東京都出身。(2020年12月現在)
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■発売日:2021年3月24日
■品番:MECO-1061
■JAN:4562264260652
■レーベル:アールアンフィニ
■企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト
■発売:ミューズエンターテインメント
甘さと強さを兼ね備えたオペラ界のキャンディ・ヴォイス。藤原歌劇団の実力派ソプラノ、大注目のファースト・アルバム。
藤原歌劇団の実力派ソプラノ歌手、山口佳子待望のデビュー・アルバムです。本人が若い時から永く歌い続けてきたオペラ・アリアや歌曲の名曲全14曲を心ゆくまでお楽しみ下さい。
ピアニシモからフォルテシモまで、まさに驚異的な歌唱力で魅せる超ワイドレンジの歌声を、DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが隅々まで余すところなく捉えました。ブックレット解説も、全てアーティスト本人の書き下ろしによる入魂の1枚です。
■録音
録音:2020年7月17日&18日 DSD 11.2MHz(DSD 256)レコーディング
■収録曲目
1. マスネ:「タイス」~ 私は美しいと言って
2. マスネ:「マノン」~ さようなら、私たちの小さなテーブル
3. ビゼー:「カルメン」~ 何を恐れることがありましょう
4. プッチーニ:「つばめ」~ ドレッタの夢
5. グノー:「ロメオとジュリエット」~ 私は夢に生きたい
6. ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」~ 騎士はその眼差しに
7. ビゼー:四月の歌
8. ビゼー:古い歌
9. ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
10. ロッシーニ:赤ちゃんの歌
11. プーランク:愛の小径
12. サティ:あなたが欲しい
13. サティ:エンパイア劇場のプリマドンナ
14. 平井康三郎:うぬぼれ鏡
山口佳子 (ソプラノ)
田中 健 (ピアノ)
■CD発売に寄せて 山口佳子
人前で歌を歌うという事
誰かが書いた言葉と
誰かが書いた音
そこに込められているものを
出来るだけ正確に伝えようと
自分の中にある
ありったけの心と頭と
体と声を使って表してみる事
だからそこにあるものは
書いた人の喜びであるし
書いた人の悲しみではあるけれど
自分の喜びであり
自分の悲しみでもあって
それを見つめる事はまるで
鏡の中の自分を見ているようである
出会った作品を、理解し表現するという作業は、結局のところ、その作品に自分がどう呼応するか、何を感じ、何を思うのか、自分が一体どんな人間なのかを知らされる事になります。オペラにせよ歌曲にせよ、多種多様なそのキャラクターを演じるという事は、日常生活では出会わない、知らなかった自分に出会う事でもあるかもしれません。
収録という普段とは違う作業には、そんな自分をより客観的に「鏡」の中に覗くような、そんな感覚がありました。 毎日覗く鏡、そこに映る自分は、いつも同じようで、いつも少しずつ違う。音楽も同じようで、同じ歌をいつもと同じように歌ってみても、それはいつも少しずつ違うもの。だからこその難しさ、そして面白さ。
未熟さも成熟さも全部ひっくるめて、これが今の私の「鏡」。
タイトル「le miroir」にはそんな気持ちも込められています。
山口佳子(ソプラノ) Yoshiko Yamaguchi, Soprano
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了。サントリーホールホール・オペラシリーズや藤原歌劇団公演のアンダースタディ、カヴァーキャストとして研鑽を積み、2005年アルベルト・ゼッダ指揮、藤原歌劇団公演「ラ・チェネレントラ」クロリンダ役でデビュー。その後(財)江副育英会オペラ奨学生、文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリア留学。
2005年ペーザロ・ロッシーニ音楽祭のアカデミア・ロッシニアーナに参加し「ランスへの旅」にコルテーゼ夫人役で出演した他、2006年第11回オルヴィエート国際コンクールオペラ部門第1位、副賞として同市立歌劇場公演「ラ・ボエーム」にムゼッタ役で出演、2011年フランスにて「セビリアの理髪師」ロジーナ役、2013年トリエステ歌劇場「カルメン」ミカエラ役など様々な公演に出演し、海外での研鑽を積む。帰国後は「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ、「椿姫」ヴィオレッタ、「ミニョン」フィリーヌ、「アラベラ」ズデンカ、「愛の妙薬」アディーナ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「コシ・ファン・トゥッテ」デスピーナ等、様々なオペラ公演で主要な役を務め、近年は日生劇場「セビリアの理髪師」ベルタ(2016)、藤原歌劇団・帝国ホテル共催「こうもり」アデーレ(2012)、「メリー・ウィドウ」ヴァランシエンヌ(2015)、「フィガロの結婚」スザンナ(2018)、藤原歌劇団公演「ランスへの旅」コルテーゼ夫人(2019)、「カルメン」フラスキータ(2020)等の役でも好評を得ている。また、仙道作三作曲「樋口一葉 恋の和歌」「与謝野晶子 みだれ髪」「小林一茶 七番日記」など邦人作品の創唱や出演も多く、日本語の美しい語感を大切にした歌唱は定評を得ている。その他、様々なコンサートや「メサイヤ」「第九」等のソリストとしても各地で活躍。藤原歌劇団団員、日本オペラ協会会員。中澤桂、木村宏子、大島洋子、マルゲリータ・グリエルミ、ウィリアム・マッテウッツィ、五十嵐麻利江の各氏に師事。東京都出身。(2020年12月現在)