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プレイズ・ショパン (CD/SACDハイブリッド)
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プレイズ・ショパン (CD/SACDハイブリッド)
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實川 風
■発売日:2017年7月19日
■品番:MECO-1040
實川風、待望のオール・ショパン・アルバム
2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若きピアノの貴公子、實川風が贈るファン待望のオール・ショパン・アルバムです。本人が厳選を重ねたショパン名曲の数々には、虚飾を排したまさに王道のピアニズムが遺憾なく発揮されています。至福のピアニッシモから重厚なフォルティッシモまで、その丁寧に奏でられる音楽は深く醸成されて、聴く人を感動の境地へと誘います。
収録曲目
ショパン(1810 - 1849)
①前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28-15 「雨だれ」
②スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
③ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
④幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
⑤幻想曲 ヘ短調 作品49
⑥練習曲 第13番 変イ長調 作品25-1 「エオリアンハープ」
⑦アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
⑧ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬」
⑨マズルカ 第25番 ロ短調 作品33-4
⑩練習曲 第12番 ハ短調 作品10-12 「革命」
⑪ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
實川風さんの演奏、その魅力について
實川風さんの演奏の特徴は、作品を本質的に、論理的に掘り起こし、作曲者の意図や工夫、作曲された時代の空気までも丁寧に思索し、それを自然なフレーズ感でバランス良く体現できるまで練習を重ね、更に自身の美学に沿って音楽が醸しだされるまで突き詰めるといった、ひたむきな姿勢にあります。そのため彼の音楽は自在でありながらも常に正統的で格調のある表現を基盤とし、そこから大きく外れないものです。と同時に、更にその先にある新しい演奏表現の世界を聴き手に想像させ、広く促すような、瑞々しい感性があります。
實川風さんは2016年秋からオーストリアのグラーツに留学中ですが、それまでは東京藝術大学附属高校、大学、大学院と10年間を東京で学びました。日本で育成されたピアニストであり、それは言い換えれば日本の音楽教育が世界レベルに達していることが彼を通して証明されているということで、その点においても大変に誇りを感じます。
本アルバムの前に発売された1枚目のCD『ザ・デビュー』では、若々しさに溢れた収録曲を聴かせますが、とりわけショパンの「スケルツォ第3 番」の音楽の流れの中に、聴いたことのないような魅惑的な爽快さを覚えました。そして、2枚目の本アルバムはオール・ショパン。期待が大きく膨らみます。實川風さんをご存知のかたは勿論、ご存知ないかたにとっても、かつてショパンの音楽に接し感動した、その初めての気持ちを思い起こさせると共に、未知のショパンの魅力溢れる表情に触れることのできるアルバムであると言えます。
實川風さんが重ねた努力と経験によって、しっかりと根付いた音楽の土壌の上に、極めて秀でた感性をもって花咲いたこの名曲集が、やがてショパン作品の深い懐の中から大きく世界の空に飛び拡がる様を予感せずにはいられません。
ゆっくりとご堪能頂きたいと思います。
作曲家:平井京子
實川 風(ピアノ) Kaoru Jitsukawa (Piano)
實川風は2015年10月フランス・パリで行われたロン?ティボー?クレスパン国際コンクールにて1 位なしの第3 位を受賞、併せて最優秀「リサイタル賞」及び「新曲賞」の受賞に続き、2016年12月イタリアで開催された、第7回カラーリオ国際ピアノ・コンクールでも優勝を果たした。
1989年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部首席卒業、及び同大学院修士課程修了。2007年ショパン国際コンクール in ASIA 一般部門金賞、ピティナ・ピアノ・コンペティション特級銅賞・聴衆賞受賞。2008年名古屋国際音楽コンクール第1位、併せて聴衆賞・ビクター賞・名フィル賞を受賞。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。2013年サザン・ハイランド国際ピアノ・コンクール第2位(オーストラリア)、2015年3月に行われた「日本ショパン・ピアノ・コンクール」において第1位を獲得した。
これまでの輝かしいコンクールでの受賞と共に国内外でのリサイタルや室内楽での活躍も目覚ましく、上海音楽祭への参加やロン?ティボー?クレスパン国際コンクールの直前には、ショパンの命日に合わせてフランスのノアンで行われた“ショパン・ナイト”に出演しヨーロッパ・デビューを果たした。
これまでに、ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、千葉交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演等がある。2008年度ヤマハ支援制度奨学生、2011年シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティスト。
これまでにピアノを山田千代子、御木本澄子、多美智子、江口玲の各氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。東京藝術大学在学中にアリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス賞、大賀賞を受賞。2011年には名古屋名駅ロータリークラブ椿賞を受賞している。
2015年1月より1年間ヤマハwebサイト「ピアニスト・ラウンジ」にて“どこ吹く風PARTII~實川風の音楽日記~”を連載、ユニークな視点と文章に多くの人気が集まり、現在はバックナンバーとして公開されている。
2016年3月には初めてのアルバム“TheDebut(ザ・デビュー)”がアールアンフィニ・レーベル(ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメント)よりリリースされた。現在グラーツ国立芸術大学ポストグラデュエート課程在籍、マルクス・シルマー氏に師事している。
實川風公式ホームページ http://kaoru-jitsukawa.net
實川風後援会ホームページ http://infojitsukawakaoru.wix.com/jitsukawakoenkai
(2017年6月現在)
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■発売日:2017年7月19日
■品番:MECO-1040
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収録曲目
ショパン(1810 - 1849)
①前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28-15 「雨だれ」
②スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
③ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作
「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
④幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
⑤幻想曲 ヘ短調 作品49
⑥練習曲 第13番 変イ長調 作品25-1 「エオリアンハープ」
⑦アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
⑧ワルツ 第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬」
⑨マズルカ 第25番 ロ短調 作品33-4
⑩練習曲 第12番 ハ短調 作品10-12 「革命」
⑪ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
實川風さんの演奏、その魅力について
實川風さんの演奏の特徴は、作品を本質的に、論理的に掘り起こし、作曲者の意図や工夫、作曲された時代の空気までも丁寧に思索し、それを自然なフレーズ感でバランス良く体現できるまで練習を重ね、更に自身の美学に沿って音楽が醸しだされるまで突き詰めるといった、ひたむきな姿勢にあります。そのため彼の音楽は自在でありながらも常に正統的で格調のある表現を基盤とし、そこから大きく外れないものです。と同時に、更にその先にある新しい演奏表現の世界を聴き手に想像させ、広く促すような、瑞々しい感性があります。
實川風さんは2016年秋からオーストリアのグラーツに留学中ですが、それまでは東京藝術大学附属高校、大学、大学院と10年間を東京で学びました。日本で育成されたピアニストであり、それは言い換えれば日本の音楽教育が世界レベルに達していることが彼を通して証明されているということで、その点においても大変に誇りを感じます。
本アルバムの前に発売された1枚目のCD『ザ・デビュー』では、若々しさに溢れた収録曲を聴かせますが、とりわけショパンの「スケルツォ第3 番」の音楽の流れの中に、聴いたことのないような魅惑的な爽快さを覚えました。そして、2枚目の本アルバムはオール・ショパン。期待が大きく膨らみます。實川風さんをご存知のかたは勿論、ご存知ないかたにとっても、かつてショパンの音楽に接し感動した、その初めての気持ちを思い起こさせると共に、未知のショパンの魅力溢れる表情に触れることのできるアルバムであると言えます。
實川風さんが重ねた努力と経験によって、しっかりと根付いた音楽の土壌の上に、極めて秀でた感性をもって花咲いたこの名曲集が、やがてショパン作品の深い懐の中から大きく世界の空に飛び拡がる様を予感せずにはいられません。
ゆっくりとご堪能頂きたいと思います。
作曲家:平井京子
實川 風(ピアノ) Kaoru Jitsukawa (Piano)
實川風は2015年10月フランス・パリで行われたロン?ティボー?クレスパン国際コンクールにて1 位なしの第3 位を受賞、併せて最優秀「リサイタル賞」及び「新曲賞」の受賞に続き、2016年12月イタリアで開催された、第7回カラーリオ国際ピアノ・コンクールでも優勝を果たした。
1989年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部首席卒業、及び同大学院修士課程修了。2007年ショパン国際コンクール in ASIA 一般部門金賞、ピティナ・ピアノ・コンペティション特級銅賞・聴衆賞受賞。2008年名古屋国際音楽コンクール第1位、併せて聴衆賞・ビクター賞・名フィル賞を受賞。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。2013年サザン・ハイランド国際ピアノ・コンクール第2位(オーストラリア)、2015年3月に行われた「日本ショパン・ピアノ・コンクール」において第1位を獲得した。
これまでの輝かしいコンクールでの受賞と共に国内外でのリサイタルや室内楽での活躍も目覚ましく、上海音楽祭への参加やロン?ティボー?クレスパン国際コンクールの直前には、ショパンの命日に合わせてフランスのノアンで行われた“ショパン・ナイト”に出演しヨーロッパ・デビューを果たした。
これまでに、ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、千葉交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演等がある。2008年度ヤマハ支援制度奨学生、2011年シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティスト。
これまでにピアノを山田千代子、御木本澄子、多美智子、江口玲の各氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。東京藝術大学在学中にアリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス賞、大賀賞を受賞。2011年には名古屋名駅ロータリークラブ椿賞を受賞している。
2015年1月より1年間ヤマハwebサイト「ピアニスト・ラウンジ」にて“どこ吹く風PARTII~實川風の音楽日記~”を連載、ユニークな視点と文章に多くの人気が集まり、現在はバックナンバーとして公開されている。
2016年3月には初めてのアルバム“TheDebut(ザ・デビュー)”がアールアンフィニ・レーベル(ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメント)よりリリースされた。現在グラーツ国立芸術大学ポストグラデュエート課程在籍、マルクス・シルマー氏に師事している。
實川風公式ホームページ http://kaoru-jitsukawa.net
實川風後援会ホームページ http://infojitsukawakaoru.wix.com/jitsukawakoenkai
(2017年6月現在)