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モーツァルト・ライヴ・イン・コンサート (CD/SACDハイブリッド)
モーツァルト・ライヴ・イン・コンサート (CD/SACDハイブリッド)
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モーツァルト・ライヴ・イン・コンサート (CD/SACDハイブリッド)【予約商品・12月16日以降順次発送予定】

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予約販売価格 ¥ 6,600 税込
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内田光子(ピアノ)

■発売日:2024年12月14日
■品番:ESSD-90300/01
■仕様:CD/SACDハイブリッド・2枚組
■JAN:4907034225644
■レーベル:DECCA (旧Philips)
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:器楽曲
■DSD Mastering / Super Audio CD 層: 2 チャンネル・ステレオ
■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
※海外販売不可につき、商品配送先が海外販売・海外転送業者の場合、また海外転送や転売目的と弊社が判断した場合は断りなくご注文をキャンセルとさせていただきます。あらかじめご了承ください。



モーツァルト・イヤーに日本で響いた内田光子のライヴでの輝き。

■モーツァルト・プロジェクトが生んだ「世界のUchida」
 1948 年熱海生まれの内田光子は、1961 年12 歳の時に渡欧し、ウィーン音楽院で学んでいます。1966 年のミュンヘン国際第3 位、1968 年のエリザベート王妃第10 位、1969 年のウィーン・ベートーヴェン国際第1 位、1970 年のショパン国際第2 位と着実にコンクール入賞歴を重ね、1971 年、ウィグモア・ホールで演奏会を開きロンドン・デビュー。1972 年には拠点をロンドンに移し、ヨーロッパを中心に活動しますが、なかなか評価につながらず、レコード録音も日本国内で細々と続けるのみ…という状態でした。転機は1982 年、ウィグモア・ホールにおけるモーツァルトのピアノ・ソナタ連続演奏会で、その新鮮な解釈はロンドンの批評家から絶賛を浴び、さらに1984 年にはイギリス室内管弦楽団を自ら指揮して同じくモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏会を実現させ、その評価をゆるぎないものとしたのです。内田に注目したフィリップス・レーベルは1983 年10 月からピアノ・ソナタの全曲録音を開始。1985 年2月にソナタが完結するや間髪を入れず同年10 月からピアノ協奏曲全集の録音に乗り出し、1990 年2 月に収録を完了しています。録音面での成功と軌を一つにするかのように、内田は欧米での演奏活動を軌道に乗せ、1984 年には小澤征爾指揮ベルリン・フィル定期にデビュー、それ以降、欧米のメジャー・オケの定期、ザルツブルク、プロムス、ルツェルンなどの世界的音楽祭からの招聘が相次ぎました。そうした過程で、モーツァルト作品は「世界のUchida」のトレードマークとなったのでした。極めて感性的でありながらも、単にひらめきや感情に身を任せず、緻密な音楽的思考をもとに演奏を創り出していく内田のスタイルは実に新鮮で、世界の聴衆を魅了したのです。

■1991 年のモーツァルト・イヤーに評価を高めた空前の演奏
 モーツァルト没後200 年のメモリアル・イヤーとなった1991 年、世界各地でモーツァルト作品が演奏される中で、ソナタと協奏曲の録音を終えたばかりの内田光子も、ニューヨークのリンカーン・センターで5 夜にわたるピアノ・ソナタ・チクルスを任されるなど、世界の檜舞台でそのモーツァルト解釈を披露し、ピアニストとしての評価をさらに一段と高めることになりました。内田はその年の5 月に来日し、日本でも、東京のサントリーホールと大阪のザ・シンフォニーホールで、モーツァルト作品ばかりで構成された演奏会を開催しています。サントリーホールでは3 回の公演が行われ、初日(5 月10 日)がソナタ第10 番・第8 番・第12番、幻想曲ニ短調とソナタ第17 番という組みわせ、2 日目(5月12 日)は、ソナタ第5 番・第18 番、「メッカの巡礼」による変奏曲、ロンドイ短調、ソナタ第17 番、3 日目(5 月17日)がソナタ第15 番・幻想曲ハ短調、ソナタ第14 番、「メッカの巡礼」による変奏曲、ソナタ第18 番というもので、モーツァルト作品を知り尽くした内田が練りに練った組み合わせでした。DISC1、DISC2 ともに幻想曲で開始され、ソナタが2 曲ずつとピアノ曲が2 曲ずつ含まれている構成になっており、コントラストのある聴きごたえのある組み合わせでした。これらサントリーホールの3 日間とその間に開催されたザ・シンフォニーホールでの公演は全て当時のオランダ・フィリップスによってライヴ収録され、その中からソナタ4 曲とピアノ作品5 曲を選びCD2 枚にまとめたのが当ディスクで、日本では世界に先駆けて同年末に発売されました。

■ライヴを敢行した内田の気概さえも聴きとれる
 内田は過去の演奏家の録音を愛聴していることでも知られ、録音という行為をひときわ大切にし、自分の録音は基本的にセッションで行い、テイクを重ねて緻密に築き上げていくことを原則にしています。その内田が、モーツァルト・イヤーとはいえ、敢えて自分のリサイタルのライヴ録音に踏み切ったのはよほどのこと。この2 枚組のアルバムには、その確信と自信とが隅々にまで浸透しており、1980 年代のセッション録音とは異なる、一瞬一瞬で移ろいゆくライヴならではの感情の動きが克明に記録されることになりました。各曲はリサイタルとは異なる順序で並べていますが、それぞれの曲の特質と曲毎のコントラストとが入念に考え抜かれていることがよくわかります。内田は、サントリーホールについて後年のインタビューで「特に好きなホール。自分にとって3 つの一つに入る。何よりも音がよい」と絶賛しており、このライヴにはそうした内田の思いさえ刻みこまれているかのようです。

■オランダ・フィリップスの名コンビが来日して収録を担当
 録音に当たっては、当時フィリップスのチーフ・プロデューサーで、エリック・スミスの後任として内田光子を担当したヴィルヘルム・ヘルヴェークと名エンジニア、オノ・スコルツェがわざわざ来日し、日本側からは現在エヌ・アンド・エフ・レーベルでバランス・エンジニアをつとめる名手福井末憲が当たって万全を期しています。ホールの雰囲気ある響きを生かしながらも、響きが過剰にならず、内田の繊細なタッチと響きの移ろいを余すところなく捉えています。発売当初から名録音として定評があったこともあり、本格的なリマスターは今回が初めてです。これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特にDSD マスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERIC の最高級機材Master Sound Discrete DAC とMaster Sound Discrete Clock を投入。またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。


収録曲
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Wolfgang Amadeus Mozart

DISC 1
幻想曲 ハ短調 K.475
Fantasia in C minor, K. 475
[1] Adagio - Allegro - Andantino - Più allegro -Tempo I

ピアノ・ソナタ 第14 番 ハ短調 K.457
Sonata in C minor, K. 457
[2] 第1 楽章: Molto allegro
[3] 第2 楽章: Adagio
[4] 第3 楽章: Allegro assai

ロンド イ短調 K.511
Rondo in A minor, K. 511
[5] Andante

ピアノ・ソナタ 第18 番 ヘ長調 K.533/494
Sonata in F major, K. 533/494
[6] 第1 楽章: Allegro, K. 533
[7] 第2 楽章: Andante, K. 533
[8] 第3 楽章: Rondo (Allegretto), K. 494

DISC 2
幻想曲 ニ短調 K.397
Fantasia in D minor, K. 397
[1] Andante - Adagio - Presto - Tempo I - Allegretto
[2] グルックの《メッカの巡礼》の〈おろかな民が思うには〉による10 の変奏曲 ト長調 K.455
10 Variations in G major, K. 455 on «Unser dummer Pöbel meint» from «Die Pilger von Mekka» (Gluck)

ピアノ・ソナタ 第15 番 ハ長調 K.545
Sonata in C major, K. 545
[3] 第1 楽章: Allegro
[4] 第2 楽章: Andante
[5] 第3 楽章: Rondo

ピアノ・ソナタ 第17 番 ニ長調 K.576
Sonata in D major, K. 576
[6] 第1 楽章: Allegro
[7] 第2 楽章: Adagio
[8] 第3 楽章: Allegretto

[9] アダージョ ロ短調 K.540
Adagio in B minor, K. 540

内田光子(ピアノ)
Mitsuko Uchida, Piano

[録音]1991 年5 月12 日~17 日、大阪、ザ・シンフォニーホールおよび東京、サントリーホール

[日本盤初出] フィリップス PHCP 1055~56(1991 年12 月)
[海外盤初出] Philips – 432 989-2(1992 年)

[オリジナル・レコーディング]

[アーティスト&レパートリー・プロダクション] イヴ・エドワーズ
[レコーディング・プロデューサー] ヴィルヘルム・ヘルヴェーグ
[バランス・エンジニア] オノ・スコルツェ
[レコーディング・エンジニア] 福井末憲
[テープ・エディター] ティアード・フィーヘル、ゴーシア・ヤンコフスカ

[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2024 年8 月 エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム

[解説] 浅里公三 寺西基之
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社


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