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管球王国 Vol.89 2018年 SUMMER
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管球王国 Vol.89 2018年 SUMMER
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■発売日:2018年7月26日
■雑誌コード:67969-81
■ISBN:9784880734200
89号の特集企画は「最新モノーラル真空管アンプの実力」です。ステレオアンプに比べてどのような優位性があるのか。音場の空間性や奥行き感がいかに再現されるか。モノブロック・アンプならではの鮮明で実体性に富む音の魅力を試聴で探ります。
ヴィンテージ関連企画は「ヴィンテージスピーカー〈小型システム篇〉=ヨーロッパ製/アメリカ製スピーカー10モデル試聴」。1950年代から70年代までの欧州製/米国製ブックシェルフ型スピーカーを真空管アンプで鳴らして新たな音の個性を引き出します。
熟達した設計者によるアンプ製作を回路図、実体配線図とともに展開する毎号の「マイ・ハンディクラフト」では、ビーム管6V6の魅力をストレートに活かすパワーアンプ、モジュール式の入力カードで複数のアナログプレーヤーや複数トーンアームシステムに対応できるユニークなフォノイコライザー前置システムが登場します。
今号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が目白押しです。
CONTENTS
■
最新モノーラル真空管アンプの実力
――音場の立体感と音色の個性を聴く
テスター=高津 修/三浦孝仁
管球式パワーアンプでL/Rchをセパレート設計するモノーラル構成のメリットはどう表れるか。いかに広がりと奥行きのある音場が展開するか、各モデルがどのような音の個性を持つかを幅広い出力管種・回路構成のパワーアンプの試聴でリポートします。
[試聴アンプ]
三栄電波Allargando E66PMW-II、サウンドジュリアSJ6L6、ウエスギU・BROS2011M、トライオードTRX-M300、SDサウンドTOPSTONE i5、マッキントッシュMC75、サン・オーディオSV50TSM、EAR EAR509II、フェーズメーションMA2000、オクターブMRE220、エアータイトATM3211、サンバレーSV284D 211ヴァージョン+サンバレーSV91B PSVANE WE仕様
■
ヴィンテージスピーカー[小型システム篇]
ヨーロッパ製/アメリカ製スピーカー10モデル試聴
テスター=新 忠篤/土井雄三
1950年代から70年代製まで、オーディオ全盛期のヨーロッパ製/アメリカ製ブックシェルフ型スピーカー10モデルを集めて試聴します。当時の印象とは異なる音が管球式アンプでいかに引き出せるか。ヴィンテージ小型スピーカーの未知の個性をリポートします。
[試聴スピーカー]
◎ヨーロッパ=ブラウンL620/1、グルンディッヒBOX CT300a、フィリップスAD7062/M8、グッドマンMinister SL
◎アメリカ=アルテック849A、アルテック834A Monterey、アルテック890C Bolero、ジェンセンTRU10U“Tri-ette”、JBL L54 Trimline、アルテック379 Santana
[試聴アンプ]
インテグレーテッドアンプ=オクターブV70SE、プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T
■
真空管インテグレーテッドアンプのいまを聴く
テスター=傅 信幸
独立プリ段の搭載やハイブリッド回路など、創意に富む設計思想が盛り込まれた管球式インテグレーテッドアンプの個性豊かで優れた音楽表現能力を試聴で探ります。リファレンスシステムには高分解能なワイドレンジ再生に対応するコード(CHORD)のデジタルプレーヤー、TADのスピーカーシステムも使用します。
[試聴アンプ]
トライオードTRV88SER、アイオンScorpio、ラックスマンLX380、ウエスギUT66、オクターブV40SE、EAR EAR8L6
[リファレンスシステム]
コードBlu MkII+コードDAVE(CDトランスポート+D/Aコンバーター)、TAD TAD-ME1(スピーカーシステム)ほか
■
実験工房「コンパクトスピーカー16機種 真空管アンプで音楽の感動を引き出せるか」
テスター=新 忠篤/佐藤隆一
管球式アンプならば小型スピーカーから想像を超える豊かな音を引き出せるのではないか? この仮設を実証すべく、直熱管/多極管パワーアンプと録音エンジニアが設計した管球式小型プリアンプで16種の小型スピーカーを鳴らします。スピーカーの背後に反射面となる衝立を立てて一般家庭に近いリスニング環境を作り、それぞれのスピーカーの音の個性を探りながら音楽の感動につながる音を引き出します。
[試聴スピーカー]
NHラボNH-W1、マークオーディオSOTA CESTI MB、イクリプスTD508MK3、ピエガTMicro40AMT、フォステクスGX100BJ、KEF LS50、ダリMENUET、ソナス・ファベールChameleon B、B&W 707S2、エアータイトAL05“BONSAI”、ATC SCM7、モニターオーディオGold 50、アンフィオンArgon1、PMC DB1 Gold、エラックBS312、ダヴォンMojo
[試聴アンプ]
◎プリアンプ=アナログ式Eustachio TUBE HPA[Take2](IMAI式)、新 忠篤氏設計・製作TC1改(6SN7-6F6) ◎パワーアンプ=エアータイトATM1S(EL34プッシュプル・ステレオ)、新 忠篤氏設計・製作AP7(300Bプッシュプル・モノーラル)
■
マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。
是枝重治◎6V6プッシュプル・パワーアンプFascination89の製作
出力管6V6の特性をストレートに活かす出力7.5Wのプッシュプル機です。前段はドイツ製5極管EF80で構成。倍音の美しさに特徴のある英国製出力トランスを採用します。出力管は調整なしで差し替えられ、銘柄の音を的確に描き分けると同時に俊敏で凝縮感のある美音を聴かせます。
ステレオサウンドストアでFascination89完成品を発売中
唐木志延夫◎フォノイコライザー前置システムAFES08の製作
複数のアナログプレーヤーや複数アームの搭載のためのフォノイコライザー前置システムです。プレーヤーとフォノイコライザーの間に接続し、機能の異なるモジュール式の入力カードを選択して最大4系統まで入力を増設して切り替えて使えます。入力カードはMC昇圧トランス搭載など全7種です。
ステレオサウンドストアでAFES08完成品を発売中
【記事の訂正とお詫びについて】
本誌89号115頁に掲載の唐木志延夫氏設計・製作AFES08の入力カードAFE-MCTL(MC昇圧トランス搭載・ローインピーダンス)とAFE-MCTH(MC昇圧トランス搭載・ハイインピーダンス)の基板部の写真が入れ違っていました。
また、117頁に掲載の図版「DECCA/COLUMBIAイコライズカーブ対応カード回路図と差分補正の概念図」の中の「DACCA」は誤りで、正しくは「DECCA」です。
訂正して関係各位ならびに読者の皆さまに深くお詫びいたします。
■
実践ラボラトリー「USBメモリによるPCレス再生でハイレゾを探る」
新 忠篤/角田郁雄
音源のファイルを保存したUSBメモリをプレーヤーに装着して直接再生するシンプルな手法でハイレゾの音の魅力を探ります。テスターの2人が持参した、レコードをトランスファーしたファイルと配信音源を再生してネットワークプレーヤー5モデルの音の個性を探りながら、音楽の中身にも踏み込んでハイレゾの音の魅力を語り合います。
[試聴プレーヤー]
マランツND8006、テクニクスST-C700、パイオニアN70AE、ソニーHAP-Z1ES、カクテルオーディオX45
■
「スタジオクォリティを自宅で実現するdCS機でのDSDネイティヴ再生」常盤 清
録音エンジニア(日本フォノグラム)のキャリアを持つ常盤 清氏は1990年頃から音楽制作の現場で128倍オーバーサンプリング/24ビット仕様のA/DコンバーターdCS900を使い始め、その高音質と安定性から現在も自宅でSACD/CDトランスポートやD/DコンバーターなどdCS製品を使い続けています。IEEE1394接続に対応のD/AコンバーターDeliusを入手した常盤氏がSACD/CDトランスポートVeldiからのDSDネイティヴ再生を実現。その経緯と音の印象をリポートします。
■
「接点クリーニング・拡張安定剤TMDを試す」
角田郁雄
磨き剤と安定剤の2液による処理で接点の状態を改善させる新しいアプローチの「接点クリーニング・拡張安定剤」アンダンテラルゴTrans-Music Device(TMD)を、角田郁雄氏が自宅で愛用の真空管パワーアンプなどで実際にテストし効果をリポートします。
■
管球王国インタビュー プロジェクト社長ハインツ・リヒテネガー氏
オーストリア、プロジェクト(Pro-Ject)は1990年設立、アナログプレーヤーのすべてのパーツを自社生産しアナログ関連で世界的な規模を持つブランドです。注目作のウィーン・フィル175周年記念モデルを発売したばかりの同社社長ハインツ・リヒテネガー氏が製品作りのポリシーを語ります。
■
2018夏の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/亀山信夫/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この夏に登場する話題のニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は管球式パワーアンプやスピーカーシステム、アナログ関連の注目作が登場です。
■
「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」
小林正信
「オイロネッテ・クラルトン」
88号で紹介したクラングフィルムの小規模劇場用システムであるオイロネッテの後継で、より大規模なシステムと同様に「クリアトーン」を意味する「クラルトン」が名前に付いたオイロネッテ・クラルトン。84号、85号で紹介の中規模劇場用システムであるオイロパ・ユニア・クラルトンをやや上回る規模のビオキン。いずれも戦前の劇場用システムの構成を詳細解説します。
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最近見た商品
■雑誌コード:67969-81
■ISBN:9784880734200
89号の特集企画は「最新モノーラル真空管アンプの実力」です。ステレオアンプに比べてどのような優位性があるのか。音場の空間性や奥行き感がいかに再現されるか。モノブロック・アンプならではの鮮明で実体性に富む音の魅力を試聴で探ります。
ヴィンテージ関連企画は「ヴィンテージスピーカー〈小型システム篇〉=ヨーロッパ製/アメリカ製スピーカー10モデル試聴」。1950年代から70年代までの欧州製/米国製ブックシェルフ型スピーカーを真空管アンプで鳴らして新たな音の個性を引き出します。
熟達した設計者によるアンプ製作を回路図、実体配線図とともに展開する毎号の「マイ・ハンディクラフト」では、ビーム管6V6の魅力をストレートに活かすパワーアンプ、モジュール式の入力カードで複数のアナログプレーヤーや複数トーンアームシステムに対応できるユニークなフォノイコライザー前置システムが登場します。
今号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画が目白押しです。
――音場の立体感と音色の個性を聴く
テスター=高津 修/三浦孝仁
管球式パワーアンプでL/Rchをセパレート設計するモノーラル構成のメリットはどう表れるか。いかに広がりと奥行きのある音場が展開するか、各モデルがどのような音の個性を持つかを幅広い出力管種・回路構成のパワーアンプの試聴でリポートします。
[試聴アンプ]
三栄電波Allargando E66PMW-II、サウンドジュリアSJ6L6、ウエスギU・BROS2011M、トライオードTRX-M300、SDサウンドTOPSTONE i5、マッキントッシュMC75、サン・オーディオSV50TSM、EAR EAR509II、フェーズメーションMA2000、オクターブMRE220、エアータイトATM3211、サンバレーSV284D 211ヴァージョン+サンバレーSV91B PSVANE WE仕様
■ヴィンテージスピーカー[小型システム篇]
ヨーロッパ製/アメリカ製スピーカー10モデル試聴
テスター=新 忠篤/土井雄三
1950年代から70年代製まで、オーディオ全盛期のヨーロッパ製/アメリカ製ブックシェルフ型スピーカー10モデルを集めて試聴します。当時の印象とは異なる音が管球式アンプでいかに引き出せるか。ヴィンテージ小型スピーカーの未知の個性をリポートします。
[試聴スピーカー]
◎ヨーロッパ=ブラウンL620/1、グルンディッヒBOX CT300a、フィリップスAD7062/M8、グッドマンMinister SL
◎アメリカ=アルテック849A、アルテック834A Monterey、アルテック890C Bolero、ジェンセンTRU10U“Tri-ette”、JBL L54 Trimline、アルテック379 Santana
[試聴アンプ]
インテグレーテッドアンプ=オクターブV70SE、プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T
■真空管インテグレーテッドアンプのいまを聴く
テスター=傅 信幸
独立プリ段の搭載やハイブリッド回路など、創意に富む設計思想が盛り込まれた管球式インテグレーテッドアンプの個性豊かで優れた音楽表現能力を試聴で探ります。リファレンスシステムには高分解能なワイドレンジ再生に対応するコード(CHORD)のデジタルプレーヤー、TADのスピーカーシステムも使用します。
[試聴アンプ]
トライオードTRV88SER、アイオンScorpio、ラックスマンLX380、ウエスギUT66、オクターブV40SE、EAR EAR8L6
[リファレンスシステム]
コードBlu MkII+コードDAVE(CDトランスポート+D/Aコンバーター)、TAD TAD-ME1(スピーカーシステム)ほか
■実験工房「コンパクトスピーカー16機種 真空管アンプで音楽の感動を引き出せるか」
テスター=新 忠篤/佐藤隆一
管球式アンプならば小型スピーカーから想像を超える豊かな音を引き出せるのではないか? この仮設を実証すべく、直熱管/多極管パワーアンプと録音エンジニアが設計した管球式小型プリアンプで16種の小型スピーカーを鳴らします。スピーカーの背後に反射面となる衝立を立てて一般家庭に近いリスニング環境を作り、それぞれのスピーカーの音の個性を探りながら音楽の感動につながる音を引き出します。
[試聴スピーカー]
NHラボNH-W1、マークオーディオSOTA CESTI MB、イクリプスTD508MK3、ピエガTMicro40AMT、フォステクスGX100BJ、KEF LS50、ダリMENUET、ソナス・ファベールChameleon B、B&W 707S2、エアータイトAL05“BONSAI”、ATC SCM7、モニターオーディオGold 50、アンフィオンArgon1、PMC DB1 Gold、エラックBS312、ダヴォンMojo
[試聴アンプ]
◎プリアンプ=アナログ式Eustachio TUBE HPA[Take2](IMAI式)、新 忠篤氏設計・製作TC1改(6SN7-6F6) ◎パワーアンプ=エアータイトATM1S(EL34プッシュプル・ステレオ)、新 忠篤氏設計・製作AP7(300Bプッシュプル・モノーラル)
■マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を試聴インプレッションを交えて紹介します。
出力管6V6の特性をストレートに活かす出力7.5Wのプッシュプル機です。前段はドイツ製5極管EF80で構成。倍音の美しさに特徴のある英国製出力トランスを採用します。出力管は調整なしで差し替えられ、銘柄の音を的確に描き分けると同時に俊敏で凝縮感のある美音を聴かせます。
ステレオサウンドストアでFascination89完成品を発売中
複数のアナログプレーヤーや複数アームの搭載のためのフォノイコライザー前置システムです。プレーヤーとフォノイコライザーの間に接続し、機能の異なるモジュール式の入力カードを選択して最大4系統まで入力を増設して切り替えて使えます。入力カードはMC昇圧トランス搭載など全7種です。
ステレオサウンドストアでAFES08完成品を発売中
本誌89号115頁に掲載の唐木志延夫氏設計・製作AFES08の入力カードAFE-MCTL(MC昇圧トランス搭載・ローインピーダンス)とAFE-MCTH(MC昇圧トランス搭載・ハイインピーダンス)の基板部の写真が入れ違っていました。
また、117頁に掲載の図版「DECCA/COLUMBIAイコライズカーブ対応カード回路図と差分補正の概念図」の中の「DACCA」は誤りで、正しくは「DECCA」です。
訂正して関係各位ならびに読者の皆さまに深くお詫びいたします。
■実践ラボラトリー「USBメモリによるPCレス再生でハイレゾを探る」
新 忠篤/角田郁雄
音源のファイルを保存したUSBメモリをプレーヤーに装着して直接再生するシンプルな手法でハイレゾの音の魅力を探ります。テスターの2人が持参した、レコードをトランスファーしたファイルと配信音源を再生してネットワークプレーヤー5モデルの音の個性を探りながら、音楽の中身にも踏み込んでハイレゾの音の魅力を語り合います。
[試聴プレーヤー]
マランツND8006、テクニクスST-C700、パイオニアN70AE、ソニーHAP-Z1ES、カクテルオーディオX45
■「スタジオクォリティを自宅で実現するdCS機でのDSDネイティヴ再生」常盤 清
録音エンジニア(日本フォノグラム)のキャリアを持つ常盤 清氏は1990年頃から音楽制作の現場で128倍オーバーサンプリング/24ビット仕様のA/DコンバーターdCS900を使い始め、その高音質と安定性から現在も自宅でSACD/CDトランスポートやD/DコンバーターなどdCS製品を使い続けています。IEEE1394接続に対応のD/AコンバーターDeliusを入手した常盤氏がSACD/CDトランスポートVeldiからのDSDネイティヴ再生を実現。その経緯と音の印象をリポートします。
■「接点クリーニング・拡張安定剤TMDを試す」 角田郁雄
磨き剤と安定剤の2液による処理で接点の状態を改善させる新しいアプローチの「接点クリーニング・拡張安定剤」アンダンテラルゴTrans-Music Device(TMD)を、角田郁雄氏が自宅で愛用の真空管パワーアンプなどで実際にテストし効果をリポートします。
■管球王国インタビュー プロジェクト社長ハインツ・リヒテネガー氏
オーストリア、プロジェクト(Pro-Ject)は1990年設立、アナログプレーヤーのすべてのパーツを自社生産しアナログ関連で世界的な規模を持つブランドです。注目作のウィーン・フィル175周年記念モデルを発売したばかりの同社社長ハインツ・リヒテネガー氏が製品作りのポリシーを語ります。
■2018夏の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/亀山信夫/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この夏に登場する話題のニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は管球式パワーアンプやスピーカーシステム、アナログ関連の注目作が登場です。
■「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」 小林正信
「オイロネッテ・クラルトン」
88号で紹介したクラングフィルムの小規模劇場用システムであるオイロネッテの後継で、より大規模なシステムと同様に「クリアトーン」を意味する「クラルトン」が名前に付いたオイロネッテ・クラルトン。84号、85号で紹介の中規模劇場用システムであるオイロパ・ユニア・クラルトンをやや上回る規模のビオキン。いずれも戦前の劇場用システムの構成を詳細解説します。