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管球王国 Vol.83 2017年 WINTER

販売価格 ¥ 2,860 税込
[ 26 ポイント進呈 ]
残りわずかです。

■発売日:2017年1月28日
■雑誌コード:67969-67
■ISBN:9784880733968


CONTENTS
●「大型直熱3極管211/845アンプ 孤高の魅力」
 超大型管WE212Dを聴く
テスター=篠田寛一/吉田伊織
高周波送信管211と、211からオーディオ用に開発された845。直熱3極管アンプの頂点を目指す存在ともいえる、211/845を出力管とするアンプが持つ孤高の魅力を、詳細な真空管解説も踏まえ徹底試聴で探ります。超大型直熱管212アンプも登場します。
[試聴アンプ]
サンバレーSV-S1628D、トライオードTRV-P845SE、エアータイトATM211、トライオードTRX-M845、エアータイトATM3211、オーディオ・ノートKagura、ヤーランドジャパンAUKLET845J2、ヴォクサティヴT211 OT、エイフル柳沢式4212 Single Monaural Power Amplifier

●30cmフルレンジユニットのチューニング法 大公開
テスター=土井雄三/赤川新一/佐藤隆一
ヴィンテージ30cm口径フルレンジユニットのベストサウンドを引き出すチューニングを実践します。エンクロージュアはウェスタン・エレクトリック(WE)の図面から起こした内容積約85Lの密閉型を用い、内部吸音材の貼り方や裏板の調整、エンクロージュアの置き方など、試聴を踏まえたチューニング・テクニックを詳細にリポートします。82号「16?20cm口径フルレンジユニットのチューニング法」に続く企画です。
[試聴ユニット]
エレクトロボイスSP12B、アルテック412C、アルテック600B、グッドマンAXIOM301、WE728B
[試聴アンプ]
プリアンプ=アルテック1567A、パワーアンプ=アルテック1520T、WE124

●実験工房「整流管新旧12機種の聴き比べ」300Bシングルアンプ用
 テスター=新 忠篤/篠田寛一
整流管はアンプの音を決定づける重要な要素です。現行管中心にヴィンテージ管も集め、代表的な整流管の音の違いを単段構成モノーラル300Bシングルアンプで試聴します。出力管300Bは3銘柄を用意し、整流管と出力管の組合せによる音の変化も探ります。
[試聴真空管]
◯現行管=ゴールデンドラゴン274B、クラシックチャイナ(曙光)274B、プスヴァンWE274B、エミッションラボEML274A Mesh、ゴールデンドラゴン5AR4/GZ34、ムラード(ロシア)GZ34、GenalexゴールドライオンGZ34、ソヴテック5Y3GT、エミッションラボEML80 ◯ヴィンテージ管=RCA 5Z3、RCA 80、カニンガム80

●「英国製ヴィンテージアンプの魅力を聴く」
タンノイIIILZ in Cabinetで聴くクォード、ロジャース、ネイム、リーク、フェログラフ
テスター=箕口勝善/高津 修/青田 徹
1950~1980年代に活躍した管球式/半導体式の英国製ヴィンテージアンプの音の魅力、機能・構造の特徴を試聴で探ります。スピーカーやアナログプレーヤーも往年の英国機で揃え「ブリティッシュ・サウンド」の本質を考察します。
[試聴アンプ]
フェログラフF307、クォード33+303、ネイムNAIT 2、ロジャースCadet III、リークVarislope Stereo+Stereo 20、クォードQUAD 22+QUAD II
[試聴に用いたスピーカーシステム]
タンノイIII LZ in Cabinet(Monitor Gold)、タンノイChatsworth
[試聴に用いたアナログプレーヤーシステム]
トーレンスTD124+デッカMK Iトーンアーム+デッカMK IIカートリッジ

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。

・ 新 忠篤◎Nutube 6P1/トーンコントロール付きラインアンプANuLA1の製作
コルグ製新型直熱3極管Nutube 6P1採用のラインアンプです。省電力の新型管を生かして乾電池によるオールDC電源設計としています。同じくNutube 6P1で設計したフォノイコライザーとの組合せでは、新時代の真空管サウンドを感じさせ、深みがあって繊細な確固たる表現を聴かせます。

・ 是枝重治◎1619プッシュプル・モノーラルパワーアンプFascination83の製作
前段、出力段ともメタル管を用いてクラシカルな意匠を目指した直熱型ビーム管1619パワーアンプです。ドライバー段は戦前生まれの回路であることを尊重してPK分割回路で構成し、バイアスの浅い出力管を的確に励振します。気品に満ちた優雅さを備え、実在感と冴えあるのある音を聴かせます。

●「私のアナログ再生流儀」三浦孝仁
ダイレクトドライブ型ターンテーブル、往年のテクニクスSP10MK2Aに自己流のチューニングを施し、理想のアナログ再生を追求する三浦孝仁氏。そのスタイルに至る変遷と、揺るぎないポリシーを明かします。

●「フォノイコライザー使いの新提案+シェルリード線の比較試聴」角田郁雄
フォノイコライザー2台でそれぞれの片chのみを用いたモノーラル構成によるアナログ再生で開ける新しい音の世界と、高品位なシェルリード線への交換による音の変化を実践試聴でリポートします。
[試聴機]
◯フォノイコライザー=ソフトンModel4、ラックスマンE250、PSオーディオNuWave Phono Converter、オクターブPhono EQ2 ◯シェルリード線=イケダサウンドラボISL2、オルトフォンLW800S、サエクSR500、ブラックキャットケーブルXOX Phono Lead Matrix Ultra

●映写技師の想い出 第3回 吉田伊織
「WE22A、15Aホーンが聴かせた実在感」
1980年代、高価なプロセッサーを導入できない地方の映画館でドルビーステレオに対応するべく自作にのめり込むことで、筆者の吉田氏はオーディオの道を深めて行きます。その中で、アルテックやウェスタン・エレクトリックとの出会いがもたらすこととなった圧倒的な体験を振り返ります。

●2017冬の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/角田郁雄/三浦孝仁/傅 信幸/吉田伊織
この冬に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号はフォノイコライザーや管球式インテグレーテッドアンプが充実です。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
コンスキ&クリューガー
81号、82号で紹介したシュルツやエックミラーの同軸スピーカーの源流であるコンスキ&クリューガー社の物語です。社名の後半は、第2次対戦中までクラングフィルムで大型スピーカー開発に携わったとされる人物、カール・クリューガーに由来します。1940年頃に登場したコンスキ&クリューガーの大型2ウェイ・スピーカーKL51は大戦末までに実用化されたスピーカーのうち最も優れた性能を持つ製品のひとつとされ、劇場用のクラングフィルム、放送局用のコンスキ&クリューガーは世界のスピーカーをリードしたベルリンの両雄です。筆者の小林氏がステレオ用メインスピーカーとして用いるKL51の構造と音の魅力を詳細解説します。


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