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インテグレーテッドアンプ11機種とパワーアンプ5機種を徹底試聴
テスター=三浦孝仁/吉田伊織
インテグレーテッドアンプには、システムをシンプルに構築でき、搭載真空管と回路設計の特徴がストレートに味わえる魅力があります。ボリュウム付きパワーアンプも加えた16モデルで、ブランドの個性も踏まえた音を探求します。
[試聴アンプ]
◎インテグレーテッドアンプ=オーロラサウンドHFSA01、ラックスマンLX380、ウエスギU・BROS660、アイオンSpirit SE II、レーベンCS600X、トライオードEVOLUTION 300 30th Anniversary、EAR EAR 8L6、マッキントッシュMA352、カノア・オーディオAI1.10、オクターブV70SE、オーディオ・ノートOverture PM2
◎パワーアンプ=エレキットTU8200R Amtransモデル LUNDAHLトランス搭載モデル、カトレアBASIC II、三栄電波Allargando E550SS-STD、サン・オーディオSV300BE
■実験工房「最新小型スピーカー20機種の聴き比べ」
テスター=新 忠篤/岡田 章
機種解説:兒玉眞一郎
優れた音楽再生のポテンシャルを持つ、価格20万円までの小型スピーカー20機種を集めた試聴です。真空管アンプを知り尽くしたテスター2氏が、大出力のD級アンプを使って鳴らし、音の魅力と完成度の高さをリポートします。
[試聴スピーカー]
JBL Control 5-Y3、クリプシュRP500M II Ebony、タンノイPlatinum B6、ソナス・ファベールLumina I、クアドラルSIGNUM20、テクニクスSB-C600、B&W 606S2 Anniversary Edition、モニターオーディオSilver 50-7G、フィディリティムサウンドNC7v2 WN、ディナウディオEmit 20、KEF LS50 Meta、ファルコンラボModel D102、エラックCARINA BS243.4、ピエガACE30、フォステクスGX100BJ、フォーカルAria906、クリプトンKX0.5 II、ファイン・オーディオF500、JBL 4309、ダリMENUET
■マルチアンプ再生の可能性を探る
テスター=土井雄三/新 忠篤/杉井真人
ヴィンテージ大型スピーカー3機種をマルチアンプ駆動し、純正ネットワークによる音とは異なる新たな魅力を探ります。パワーアンプはアルテックのモノーラル構成・管球式3機種を揃え、中高域と低域に異なるアンプを使うなど、鳴らし方の可能性を追求しました。チャンネルデヴァイダーはJBL、アルテック製と、現行製品でデジタル方式のアキュフェーズ製です。
[スピーカーシステム]
JBL 4333、アルテックA7、アルテックMagnificent(A7-500W-I)
[チャンネルデヴァイダー]
JBL5234、アルテック1631A、アキュフェーズDF65
[ネットワーク]
JBL4333内蔵、アルテックN800D、アルテックMagnificent内蔵、モリソン方式(WE119C搭載)
[パワーアンプ]
アルテック1568A、アルテック1569A、アルテック1520T
■連載「クラングファルベに寄せて」小林正信
第8回「生演奏と〈原音再生〉とヴィンテージオーディオ」
オックスフォード5月音楽祭「マイティ・マーラー・ミニチュア」コンサートを聖ジョン・エヴァンジェリスト教会で聴いて感銘した筆者が、ヴィンテージオーディオと「理想の音」との関係を考察します。ウェスタン・エレクトリックやクラングフィルムに代表される優れたヴィンテージスピーカーは楽器的なハーモニーを作り出します。音楽ソースの製作側との共同作業として、装置と部屋の反射でハーモニーと残響を加える再生は、生の演奏に近付く道筋のひとつです。
■マイ・ハンディクラフト
真空管アンプの音と設計に精通する『管球王国』筆者による新作・管球式アンプを発表します。回路の詳細と製作過程を解説し、完成アンプの試聴室でのインプレッションを交えて紹介します。
藤原伸夫◎光カートリッジ専用 管球式フォノイコライザーアンプTAE-101DSの製作
DSオーディオの光カートリッジに対応する、真空管式として2台目となる専用イコライザーです。上杉研究所・藤原伸夫氏がウエスギU・BROS220Rのノウハウを注ぎ、シンプルな構成も追求して設計しました。全盛期の貴重な真空管である松下電器12AX7A、フィリップス軍用12AT7を採用。光カートリッジと管球式イコライザーの良好なマッチングを示す艶やかで伸びのある音が愉しめます。
ステレオサウンドストアで期間限定販売します。
是枝重治◎シュアーM61に着想の管球式フォノイコライザーアンプFascination 109の製作
ゲルマニウム半導体を採用する往年の米国シュアーM61に触発され、コンパクトな独立2筐体でまとめられた管球式フォノイコライザーです。真空管は双3極管ECC803Sの選別球を採用します。往年のマッキントッシュC22やダイナコPAS3に範を取ったNF型回路を構成。高感度でS/Nに優れ、スイング感に満ちたアナログサウンドを聴かせます。
ステレオサウンドストアで期間限定販売します。
■「ストリーミング再生を高音質で聴く――手頃なコストでマスタークロックを製作」
久芳寛和
試聴編=岡田 章/久芳寛和
業務用測定器から外されたオーブン制御のクロックユニット中古品でマスタークロックを自作し、10MHzクロックを入力できる安価なD/Dコンバーターとセットでシステムに採り入れてストリーミング再生の音質を高める提案です。管球式プリアンプとの組合せで、いっそう艶やかで実感的な音を目指します。マスタークロック製作記と試聴室での取材リポートをお届けします。
■2023夏の注目新製品試聴
テスター=傅 信幸/三浦孝仁/吉田伊織
この夏の話題のニューモデルを試聴してポイントと音質を探ります。光カートリッジ注目製品をはじめアナログ関連と、大型からブックシェルフまでスピーカーシステムが充実です。
■仕様:B5判
■雑誌コード:67970-28
■ISBN:9784880734972
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2023年夏号となる109号の巻頭企画は「インテグレーテッドアンプのストレートな音/インテグレーテッドアンプ11機種とパワーアンプ5機種を徹底試聴」です。ボリュウム付きパワーアンプを含め幅広い出力管と回路構成のモデルで、1台で音楽再生が成立してブランドの特徴や真空管の個性をストレートに味わえる魅力を探ります。
実験工房は「最新小型スピーカー20機種の聴き比べ」です。高い駆動力を持つ高音質D級パワーアンプで20万円以下の小型スピーカーを試聴し、ポテンシャルを探ります。ヴィンテージ企画は「マルチアンプ再生の可能性を探る」です。モニター型と家庭用の大型ヴィンテージスピーカー3機種、JBL4333、アルテックA7、アルテックMagnificentをチャンネルディヴァイダーを使ってマルチアンプ駆動し、純正ネットワークとは一線を画する新しい音の世界を探ります。
「ストリーミング再生を高音質で聴く――手頃なコストでマスタークロックを製作」は、測定器に使われた中古品の10MHzクロックユニットによるマスタークロックの自作と、その試聴記です。熟達した設計者のアンプ製作記「マイ・ハンディクラフト」は、2モデルの管球式フォノイコライザーの登場です。管球式で2機種目となる光カートリッジ専用モデルは作りやすさもコンセプトに完成品とキットを展開。往年のシュアー半導体式に触発された管球式モデルはコンパクトな2筐体設計も特徴です。109号も経験豊かな本格派のオーディオファン必読の企画を満載しています。
■「インテグレーテッドアンプのストレートな音」
管球式のインテグレーテッド型とボリュウム付きパワーアンプ計20機種で、ブランドと真空管の個性がストレートに表れた音の真価を探りました。