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40回を迎えた『HiViグランプリ2024』と、半期の定番企画『冬のベストバイ』の両特集を筆頭に、『遂に日本上陸　リスニング革命、Qobuz』、『音楽ライヴを熱く観る。聴く』の“音楽”に視点をおいた四大企画でお届けするHiVi2025年冬号は12月17日発売。
2024年のオーディオビジュアルシーンを総括する

第40回 HiViグランプリ2024
40回の節目を迎えた今年のHiViグランプリ。その年の最優秀製品を選出する重要な締めくくりとなる一方で、盛り上がりを見せている様々なムーブメントを総括したり、次代のトレンドを探ったりする、重要なディスカッションの場でもあります。熱い議論が交わされた選考会では、2024年のAVシーンを俯瞰いたしました。

オーディオビジュアル関連では、プロジェクター、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイの3つの映像デバイスが共通して「超大画面・高画質」をテーマにした製品が多数リリースされ、その中から特に優れたモデルを選考致しました。

オーディオ関連は、「Qobuz」のサービス開始に呼応するようにネットワークオーディオ機能を取り入れたコンポーネントが大きな注目を集め、多彩な製品が選考されました。HDMI端子を搭載した機器も数多く登場したことも話題となりました。また市場を賑わせているヘッドホン関連製品を対象として、HiViグランプリでは新たに「ヘッドホンオーディオ」部門賞が新設されたことも大きなトピックといえるでしょう。どのような製品がHiViグランプリの栄誉を得たのか、ご注目ください。


昨年に引き続き弊社会議室にて、選考委員長：麻倉怜士氏以下、潮晴男氏、小原由夫氏、鳥居一豊氏、藤原陽祐氏、山本浩司氏の本誌執筆陣に編集部を加えた7名の構成で10月31日、HiViグランプリ選考が開催されました。2024年に登場した数多くの製品を対象にして、優れた品質、機能や革新性などについて徹底的に吟味、厳しい選考が行なわれました


半期に一度の恒例企画
お買い物支援！ 冬のベストバイ
2024年を代表する製品がずらりと勢揃い！ この冬に買うべきオーディオビジュアル製品、およびオーディオ製品を一挙紹介する「ベストバイ」企画にもご注目ください。

毎回激しい争いが繰り広げられている直視型ディスプレイ部門は、有機ELテレビ、Mini-LED液晶テレビともに大型化が進みました。HDMI端子を搭載したオーディオ機器の増加も市場のニーズを反映した今年のトレンドといえるでしょう。売上も堅調な「アナログレコードプレーヤー部門」の新たな仲間入りも注目されます。

今期はアナログレコード関連製品については、「アナログレコードプレーヤー部門」と「アナログコンポーネンツ＆アクセサリー部門」の2部門に拡充。ベストバイ企画としては、全28ジャンル、65部門での選考を行ないました


待望のサービス開始をはたした
リスニング革命、Qobuzを探る
ハイレゾ対応の定額制音楽ストリーミングサービスの大本命と目されてきたQobuz（コバズ）が10月24日より、我が日本でも遂に正式にサービスを開始しました。今回の特集では、先行する音楽ストリーミングサービス「Apple Music」、「Amazonn Music」などとの違いを整理するとともに、Qobuzの優位点や使い勝手などを徹底紹介致します。そもそもどのように利用したらよいかといった初歩的な解説なども盛り込み、この新サービスの全貌をお届けします。

月額1,480円、ロスレス＆ハイレゾ対応合計1億以上の楽曲が定額制ストリーミングで楽しめます。そして検索性や読み物など、音楽ファン、オーディオファンの期待に大いに応えるQobuz（コバズ）の詳細に迫ります


映画と並ぶホームシアターの主役
音楽ライヴを熱く観る、聴く
クラシックからロック、ジャズなど様々な音楽ライヴ作品もまた、映画作品と並んでホームシアターファンの大好物の作品ジャンルです。本特集では本格的なサラウンド再生からヘッドホンシステムでの鑑賞などなど、6つのテーマで注目作品をじっくり視聴。各テーマにふさわしい最新のオーディオ、オーディオビジュアル機器を用いながら、見どころ、聴きどころの紹介と合わせて、細かな再生のコツなども開陳しつつ、素晴らしい音楽ライヴの世界にフォーカスしました。必見！

邦楽・洋楽を問わずに様々なジャンルでリリースされている音楽ライヴディスクにスポットを当てています


超弩級マランツSACD 10＋MODEL 10
凄腕プロジェクター、ビクターDLA-Z5/Z7
オーディオ機器、オーディオビジュアル機器を問わず、注目のコンポーネントを様々な価格ラインで投入しているマランツから、大注目の超弩級モデルが登場しました。SACDプレーヤーSACD 10と、プリメインアンプMODEL 10。コスト度外視で究極を追い求めた同ブランドの新たな顔を6人の目利きが評価致します。

また、高画質プロジェクターづくりの最前線を疾走するビクターから登場した注目の4Kネイティブレーザー機DLA-Z5とDLA-Z7の徹底テストリポートをお届けします。上級DLA-V900R／V800R開発で培った技術をもとに筐体をスリム化、大注目の4Kネイティブレーザープロジェクターをじっくりと解剖します。

海外製品に負けない国産メーカーの技術力の高さを見せつけたマランツとビクターの4機種の実力を明らかにしていきます